バセンジーだもの★唯我独尊の犬との暮らし

バセンジー兄弟犬とのユーモラスな日常を書いています。

【第13話:模様替え】リビング開放、ベッドも新調す。

ご訪問いただきありがとうございます。
こうゆづ☆です。
第13話は、ボンに起こった悲劇を教訓に、レイアウトの変更で試行錯誤する下僕のとうちゃとかあちゃ。そんな下僕にお構いなしに、次々と謎のハプニングを繰り出すバセンジー兄弟のエピソードです。体重は6㎏超えで推移中。本日も、時に空回りする感が否めない愛情を、真心こめてお届けします。おつき合いいただけると嬉しいです。

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我が家に、二頭のバセンジーがやってきた!

原産国は中央アフリカ、灼熱のコンゴ共和国
生まれは道産子、江別市
飛行機でひとっ飛び、はるばるやってきましたお江戸、東京。

生後130日を過ぎ、成長著しいま・ホー。

育ち盛りのバセンジー兄弟。
高いところを目指して、上りたがるボン。
ボンのモノマネという必殺技を覚えたタマコ。
体格だけでなく、知性も目覚ましく発達中。

さて、【猿の木登りならぬ、犬の柵上り】に
果敢に挑み続けて、とうとう落ちてしまった
ボンこと〈まさむね〉。

大事がなくてほっとしたのも束の間。
翌日には
脚を若干、気にするそぶりを見せつつ
タマコと遊びたがる。

翌々日には
ボン落下事件のために変更した
タマコの眼科検診。
そして、パピーパーティが控えていた。

まだ本調子でないボンは
不本意ながら、〈かあちゃ〉とお留守番。
タマコは〈とおちゃ〉と検診
および、パピーパーティーへ向かう。

タマコの右目の術後経過は、すこぶる順調。
相変わらず、首が傾いではいるものの
バランスをとりながら、歩いている。

こういう場面をみていると
動物の本能、適応力ってすごいなって思う。

タマコは、両目で見えていた頃の
記憶、感覚は…
おそらく、残っていないだろう。

なんせ、生後1ヶ月で〈独眼〉になってしまったのだ。

ボンと比べると、歩き方は明らかに異なる。
自然、斜め前方に足どりが向かう。
まるで、欽ちゃん走りを練習しているかのよう。
なんとか左右の首振りで、軌道修正しつつ歩く。

首の動きは、忙しい。
前方後方みぎひだり、安全確認を怠らない。

実によく観察している。

みえない右目を補うべく
耳は、常にピンとアンテナを張るように
片方は正面に
片方は左右のいずれかを向いている。

誰が教えるでもなく
誰に教わるでもなく
自然と
タマコ自身が
生きやすいスタイルを具現化している。

お留守番のボンと離れて
1人で参加したパピーパーティも
柴犬のフープ君とすぐに仲良し。
ガウガウ、バウバウ。
それは、楽しそうに
どこまでも、いつまでも遊んでいたらしい。

ボンの存在なんてどこへやら
自らの時間を愉しみつくすタマコ。

目の前のことに全集中!のスタンスで
生き抜くことを心得ている。

一方、ボンは
なんだか、落ち着かないお留守番。

まだ、痛みの残る…???〈脚〉を
時々、思い出したように気にしつつ
〈タマコ、どこに行ったの?〉と
何度も聞きに来る。

いつもなら
〈おしまい!〉と合図するまで
味わい尽くす〈ナイラボーン〉も
気もそぞろに
かじって、なめては

〈まだいいの?いいの?〉と聞きに来る。

見かけによらず、案外、甘えん坊で
タマコの存在をしきりに気にするボン。

別行動で浮き彫りになった
ま・ホーの意外な一面なのでした。

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さて、混乱を懸念して
ま・ホーのトレーニングが終わるまでは
動かさずにいたトイレの場所。

しかーし、ボン落下事件を機に
大規模な模様替えを
決行することになった我が家。

トイレトレーニングは、予想以上にはかどらず
成功したり、失敗したりの繰り返し。

一喜一憂する下僕の我ら。

背に腹は代えられぬ…と
模様替えを機に
イチから覚えなおしてもらうことにする。

すると、案外いいんじゃない?という感じで
以前よりも、成功率がアップした。

なぜか、分からないけど
バセンジーとは、そういう犬だ。

小さなダイニングに続く
実に可愛らしいサイズのリビング。

考え得るレイアウトパターンは
二択必至なのだ。

リビング開放という手段を入れると、3つ。

こうして、ま・ホーは
サークルからの卒業を果たしたのでありました。

リビングを前面開放しても
しっかり、リビングの扉を閉めさえすれば
とりあえず脱走の恐れはない…はず。

ラウンド型のベッドを、ふたつ購入。
これは、リビングにいるときに寛ぐためのもの。

そして、扉付きのゲージを個別に購入。
ここで、別々に寝てもらうようにするのだ。

夜間やお留守番のときに
それぞれが安心していられる場所だと
認識してもらうためのもの。

共働きの我が家。

お互いにストレスをためないように
安心できる場所をつくるのは
とても、大切なこと。

犬ありきでも
人ありきでもなく
出来る限り
対等な関係、パートナーでいられるように。

よく、イヌとは主従関係が大切だというけれど

バセンジーの場合は
テキスト通りの常識が通用しないかも…と
早々に、感じとった私。

明らかに
私が暮らしていた歴代のおイヌたちとは
様子が違っている。

なんせ、シッポをふらないのだ。
そして、自ら率先して
降参ポーズ…お腹をみせることもないのだ。

できるだけ、彼等とは

フレンドリーに
遊ぶときは、思いっきり!
しつけのときは、毅然とした態度で

接することを誓う。

バセンジー 兄弟は
二頭入ると窮屈なラウンド型ベッドに
ピッタリと寄り添って眠る。

場所が決まるまでの間
タマコはボンに〈ヴゥーヴゥー〉と威嚇する。
ボンはお構いなしに
タマコの上にのっかる。

ボンは、自分の気に入ったスタイルで
場所が決まったら、テコでも動かない。

渋々、タマコが場所を譲る。

そしていつの間にかクゥクゥと、眠っている。

人心地つくとは、いうけれど
彼らなりに犬心地ついているのでしょう。

夜は、ゲージに入ることを
秒速?で、驚くほどに正確に
アッサリと覚えてしまったバセンジー兄弟。
特別なことではなかったように各々、寛いでいる。

クッションをフンフンと
ご機嫌に振り回し
トイレにクッションをお供えするボン。
そして、自らは、硬い板の上で眠る。

クッションは指定の場所そのままに
トイレシーツを少しだけ引っ張り出して

その上でスヤスヤと眠るタマコ。

〈もうっ、好きなようにしなさい!〉と
お手上げモードの我ら下僕。

彼らのテリトリーなのだから
ゲージ内では好きなように過ごせばいいさ。

是々非々で
飽きずに楽しませてくれる
バセンジー兄弟。

一先ずは、のぼるところがなくなったので
ボンが落ちる心配は、ない。
模様替えは〈成功!〉だと
判断してもよいものだろうか。はてさて。

少しだけ、腑におちない
とうちゃ&かあちゃなのでした。
 

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◆生後131日(模様替え後のま・ホーの気持ち)
ボン:6.0kg /タマコ:6.0kg

◆トートタロットでズバリ!
Ⅷ. Adjustment + Cups9 + Wands8

ん。なんか変わった?
動ける場所が広くなった。
移動も楽にスピーディーにできるぞ。

寝る場所は、別々なんだな。
ん、これはまた、これでよさそうな気もする。
お互いの様子はわかるから寂しくない。

ボンに踏みつぶされる心配ないし
ノビノビできる。嬉しいな…(タマコの心の声)

とりあえず…のぼる場所なくなっちゃった。
まっ、自由に走れるからイイか(ボンの心の声)

本当にこれでいいのかは
そのうち決まってくるよね。ねっ?
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

Kohyuzu(こうゆづ☆)

 

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 #適応力 #順応力 #パピーパーティー