バセンジーだもの★唯我独尊の犬との暮らし

バセンジー兄弟犬とのユーモラスな日常を書いています。

【第7話:参加する】はじめてのパピーパーティー★ま・ホー大型犬に挑む

ご訪問いただきありがとうございます。
こうゆづ☆です。
第7話は、我が家にやってきて約1ヶ月。生後100日たらず。〈ま・ホー〉がかかりつけ医主催の【パピーパーティー】に、はじめて参加したときのお話です。ご一緒したのは、プードル3頭とチワワ1頭、大型犬のミックス1頭、月齢は同じくらいのパピーが集結。一期一会のおつき合い、最後までお読みいただけると嬉しいです。

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我が家に、二頭のバセンジーがやってきた!

原産国は中央アフリカ、灼熱のコンゴ共和国
生まれは道産子、江別市
飛行機でひとっ飛び、はるばるやってきましたお江戸、東京。

我が家にま・ホーを迎え、はや1ヶ月。
車で約15分、やってきました〈Peppy Party〉会場。

幸いにして、
クレートに入るのも
車に乗るのも
どうでもよさそうなバセンジー兄弟。

この呑気というか、陽気というか
新しいこと、はじめてのことに対する
無頓着な感じ。
実に、なにを考えているのか
〈よくわからん…〉と思うのだけど、
とりあえず、嫌がらないことは
とてもありがたいです。

そう、ありがたいはずなのだが…
…なにかが、引っかかる。


この違和感は
実家で一緒に暮らしていた
シェパードのミックス犬〈ちょびクマ〉
彼のエピソードに起因することに気づく。

ミックス犬の彼には
【車に乗る=病院に行く=嫌な場所】
このような方程式が
たった、一度の通院で
みごとに成立していた。

車に乗るとなると
気の毒なほど【抵抗】をみせたのである。

病院の駐車場で車をとめ
そこから、1mにもみたない
病院の自動ドアまでの距離を歩くのに
絶対【NO!】という意志表示。


このような光景が、
しっかりと刻まれていた私にとって
バセンジー兄弟の行動は【のれんに腕押し】
なんとも、解せない…。
そして、物足りないのである。

たまに、動物病院の横断歩道の途中で
ピタッと停止し、
テコでも動かない犬を発見すると、
主(あるじ)泣かせとはいえ
可愛いなぁーと、しみじみ思ってしまう。

このようなことを思い浮かべつつ、
パピー会場で
5頭の犬たちとご対面。

急に、現れた犬仲間に
一瞬、戸惑うようなそぶりを見せた。

と、思ったのも、束の間
いつの間にか、お互いに挨拶を始めている。

パピーがワチャワチャと
無秩序に歩き回っている様子が
なんとも微笑ましい。

はじめての犬たちに対して
不思議そうな面持ちを浮かべて
遠慮がちに挨拶をする〈ボン〉
ひるむことなく果敢に
犬たちの輪に、突っ込んでいく〈タマコ〉

おもしろいことに、
自分より小さな犬
プードルやチワワに匂いを嗅がれるときは
神妙な面持ち、カチッと仁王立ちスタイル。
時間がとまったかのように、
微動だにしないバセンジー兄弟。

一方、大型犬に対しては
まったく躊躇せずに
『バウバウ★ガウガウ』
勢いよく飛びかかり
相手の匂いを確かめるのに余念がない。

大型犬の前では
本来のバセンジー気質そのままに
完全に、落ち着きの情動を失っている様子。

〈あそぼ、あそぼ、あそぼー〉と
興奮して、つきまとう姿は、
まるで、恋して暴走するストーカーのよう。
2頭の見事な連携プレーで、
両側から大型犬を挟みうち。

狙った獲物遊び相手は、逃さない!

さすがは、オオカミの血統に近いといわれる
【古代犬バセンジー】である。

大型犬とはいえ、同じ月齢のパピーである。
さぞかし、2頭を相手するのは
疲れたことでしょう。
お世話になりました。

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普段から、タマコはボンと遊ぶとき
とにかく、首(喉)に、食らいつく。
おかげで、ボンの首筋は、ほんのり桜色。
ちょっと痛々しく、なまめかしい地肌の色。

ここまでやられても
ボンは、タマコになされるがままに
首を差し出すべくして、提供し続けるのである。

ちなみに、ボンはタマコと遊ぶとき
タマコの首に食らいつくことは、稀である。
よほど、嫌な思いをしない限りは
タマコの好きなようにさせている。
痛みに鈍感なのか、はたまた、
遊びの一環であるという認識なのか
奔放な〈忍耐強さ〉を発揮する〈ボン〉。

ボンの方が体格がよいため、
本気を出したら、
恐らく、ボンの方が【強い】であろうと
わたしたちは見ている。

だから、本当に嫌なときだけ
タマコに警告!
首を〈カプカプカプチーノ
こうして、遊びの指導をする。
その扱いや、心得たものである。

こうした〈遊び〉の傾向があるため、
初対面の犬たちに対しても
タマコが、首を執拗にねらうのではないか
そのような懸念があった。

ところが、予想に反し
バセンジーの本質なのか
タマコの本能、ポテンシャルがなせるものなのか
ボンと遊ぶときのような
激しいテンションになったのは
幸い、大型犬の前だけであった。

こうして、とりあえず
他の犬を傷つけることなく
無事にパピー会場を後にしたのでありました。

 

そうして、外出ついでに
おまけで、ほんの少し

外のお散歩も、初体験してみました。

初めて歩くアスファルト
人工的な匂いに興味を示す〈ま・ホー〉たち。

2頭仲良く、クンクンと探索する動きは
示し合わせたかの如く、シンクロしている。
とても面白い。

ますます、バセンジー兄弟の
謎行動と生態に
はまってしまいそうな予感。

はじめてのお散歩は、15分。
匂いを嗅ぎまわることに集中した15分。

まずは、お江戸の空気になれることから始めよう。

そんなこんなで、
パピーパーティーと、お散歩と
一度の外出で二度たのしい!
はじめての体験に心躍った
〈ま・ホー〉と大人たちでありました。

 

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◆はじめてパピーパーティーとお散歩を体験した日
ボン:5.0kg /タマコ:4.8kg

◆トートタロットでズバリ!
4.The Emperor + Cups6

社会的規範に基づいた遊び
公の場では、ルールを守って、楽しく遊ぶ
その第一歩を踏み出した〈ま・ホー〉たち

もちろん、生後2か月まで、両親犬のもと
他の2頭の兄弟たちと培ってきた遊びがある。
そのベースを活かしながら、
より高度な遊びを経験していく。

バセンジー兄弟を生温かい眼で見守りつつも
責任の源は、我々にある。
喜びや楽しみの中にも、規律がある。

そんな印象を抱いた2枚のカード。
想像以上に、深いところを突いてくる
だから、カードは面白い。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

Kohyuzu(こうゆづ☆)

 

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 #大型犬 #シンクロ #条件づけ #散歩デビュー