バセンジーだもの★唯我独尊の犬との暮らし

バセンジー兄弟犬とのユーモラスな日常を書いています。

【第9話:手術する】はじめて〈ま・ホー〉離れ離れで過ごす

ご訪問いただきありがとうございます。
こうゆづ☆です。
第9話は、生後102日。ホームズが眼科の手術をしたときのエピソードです。体重は5㎏前後で推移中。はじめての爪切り、二人遊びをセーブした時間の苦労話など、愛情いっぱいにお届けします。おつき合いいただけると嬉しいです。

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我が家に、二頭のバセンジーがやってきた!

原産国は中央アフリカ、灼熱のコンゴ共和国
生まれは道産子、江別市
飛行機でひとっ飛び、はるばるやってきましたお江戸、東京。

我が家にま・ホーを迎え、1ヶ月超。

相変わらずのマイペースぶりを発揮して
たくましく、凶暴に成長しているバセンジー兄弟。
破壊のスピード感も、絶賛安定上昇中。

翌日に、タマコの眼科の手術を控えての前夜。

はじめての【爪切り】をおこなう。

まずは、ボンから。
あっという間に、あっけなく終了。
拍子抜け。
やすりをかけるときも
なされるがままに、寛いでいる。

『なにかしたの?』という、
とぼけた表情でみつめる大物ぶり。
そうして、次の瞬間には、
おもちゃの破壊へ、一点集中。

続いて、タマコ
おとなしくしているな、よしよし。
そうして、爪を〈パチン〉と切った瞬間、
今まで聞いたことのない声で
ギャイーンと、悲鳴をあげる。

その悲壮感溢れる大音量に
私たちはもちろん、
ボンも、おもちゃを手放してしまう。

一同、驚愕。

どこから、発しているのかと思うほどの
大悲鳴。

まさか、爪を切り過ぎたのかと
心配するも
まったく、血がにじむ気配なし。

おそらくは、爪を切った音に驚いたのだろう…
と、推察してみるが、
よく分からない。
原因は、不明であるが、
我々も、ひるんではいられない。

再度、爪切りにトライ。

二度目は悲鳴なし。
はじめての音に驚いただけなのか?

よく分からない。

動揺を隠せない、大人たちなのでありました。

あっ、ボンは、
一度手放したおもちゃを
何ごともなかったかの如く
再び、噛みしめておりました。

 

このような感じで
明日の手術は、大丈夫なのかしら。

不安を感じつつも

ボンは、かあちゃとお留守番。
タマコは、とうちゃと病院へ。

10時に預けて、16時にお迎え。
無事に終わって一安心。

ゼリー状にかたまった水分が
なかなか抜けず
予想以上に時間がかかったらしい。

1.5倍ほどに膨らんでいた右目は
この注射によって、眼圧がさがって
小さくなっていく予定。

2-3週間、様子見て
追加の水を抜く手術をするか
決めるとのこと。

私は、今まで手術も解剖も
臆することなく立ち会うことはできたけれど
唯一、直視できなかった手術が
眼科の手術。
とにかく、目にメスを入れる感じが
怖くてたまらない。

なので、タマコは
本当に、よくがんばりました!

エリザベスカラーをつけて
戻ってきたタマコは
それだけで、なんだか痛々しい。

一方、手術を意に関せずのボンは
タマコと遊びたくてたまらない。

2、3日は安静の指示。

バウバウ・ガウガウ祭りは、お預け。

留守番中のボンは、やっぱりマイペース。
そうして、明るくてひょうきんな犬。
やることなすこと
行動が大げさでユニーク。
ネコのように、アート作品を
みせにくるボン。

ここまで、削ったよ…と満足気。

タマコが戻ってきてからは、
なぜ、区切られているのかわからない
〈プレイルーム〉に、ご不満。
何度も、タマコ目がけて
突撃しようとする〈ボン太郎ゴールド〉

タマコを心配する大人たちの様子に
やきもち?も、手伝って
ご機嫌斜めの〈ボン〉なのでした。

タマコの左目(健在なほう)は
角膜変成の進行は
今のところ、認められないとの診断。

ひとまずは、ホッとする。

大事な大事な瞳を
少しでも長く維持するために
たとえ、気休めであったとしても
点眼は続けていこう!と
心に誓った
とうちゃとかあちゃでありました。

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手術…その後は…?

追加手術をせずにすみました。
徐々に水は、抜けていき
健常の左目よりも、
小さくなっていきました。

当初、〈梅干し〉のように
小さくなると
いわれていた経過は
確かに、
〈中らずと雖も遠からず〉であったかも
しれません。

ただ、イメージしていたような
しわくちゃな縮み方ではなく
時間をかけて
ゆるやかに、小さくなっていく

小粒梅のような形への移行。

手術以降、1日たりとも
欠かしたことのない点眼。
もはや、手放せなくなった点眼薬。

点眼が【御守】のようになった今も
タマコの左目は、
年相応の〈白濁〉を帯びながらも
2019年8月現在、いまだ健在です。

独眼がサマになっている
ハンサムなおじいちゃん犬です。 

 

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◆手術した日
ボン:5.0kg /タマコ:4.8kg

◆トートタロットでズバリ!
Ⅷ. Adjustment + Knight of Swords

なにが正しいのか…
タマコにとって、一番よいと考えられる
選択をするだけ。
一生懸命、頭を絞って
だからこそ、決断はシンブルに。
そして、堂々と。

選択は、いつも必然。

目的のために、一直線最短距離でむかう。
ベストな距離をはかって
短い時間で負担が少なくて済む方法で
ズバッと切り込む。

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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

 

Kohyuzu(こうゆづ☆)

 

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